


ボルドーで活躍するブルゴーニュ出身の醸造家ニコラ・ダブディックが2009年、”単一品種でテロワールを最大限に表現するワイン造り”というかねてからの夢を実現させたのがシャトー・ラリヴォーです。ボルドーで唯一ブルゴーニュに似ている土地として彼が選んだのがカノン・フロンサックで、14haの畑でメルロ種にこだわり、この地の多様性を最大限に表現した「グラン・ヴァン」を目指して造っています。近年では、少量ながらもピノノワール、シャルドネやカベルネフランにも挑戦し、いずれも単一品種のワインに仕上げています。ワインは、華やかなアロマとフレッシュ感のあるとびきりエレガントな果実味が特徴です。年産4〜5万本。
フロンサックは18世紀のフランス宮廷において非常に珍重され、サンテミリオンより高品質のワインとして有名でした。その中でもカノンフ・ロンサックは、「カノン=斜面」という名が表わす様にアぺラシオンの全てが斜面状になっており、東西南北全ての日当たりを持ちます。また、地下にはサンテミリオンから続く石灰質があり、約250haという非常に小さな面積に多様なテロワールが混在するという、特殊なテロワールを形成しています。実際に、シャトー・ラリヴォーも僅か14haの畑に渡って台地から斜面とその麓まで含めて様々な向きにあり、多くのテロワールに恵まれています。ワインにフレッシュさを与える粘土質砂岩の斜面からル・プチ・カノン、フルーティなワインを生み出す川沿いのローム質砂岩からロゼ、パワーをもたらす台地の頂上部の赤色粘土質石灰岩からシャトー・ラリヴォーを、区画ごとのテロワールを意識してワインを造っています。平均樹齢40〜50年。全てにおいて有機栽培を実践しています。2023年より、全面積でビオロジック認証取得済み。
醸造に関して特筆すべきは、敢えて「果梗を残す」ことです。茎もテロワールが生み出したブドウの大切な一部と考える彼は、茎の嫌な雑味や苦味を出さないよう、ピジャージュを自身の足でゆっくり、丁寧に行います。澱引きを行わないのも特徴のひとつです。また、プチ・カノンは、セカンドワインの位置づけではなく、ニコラがどうしても造りたかったというワイン。その最大の特徴は、強く、華やかで、魅力的なアロマにあります。「こんなアロマを持ったボルドーワインは他にない」と、このワインの登場はボルドーの生産者の間でもセンセーショナルなものでした。このワインのみ、軽さと果実味を追求するために除梗し、ピジャージュは行いません。


商品番号4741
店内での展示場所




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