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ゼロからのスタート 1970年代、
北島ハミルトンにあるルアクラ農業リサーチセンターで 動物⾏動学を研究していたティム・フィンは、当時カウンターカルチャーの象徴としてニュージーランドで沸き起こっていたムーブメン ト「back to the land」に呼応して都市から離れ、⾃然に囲まれた環 境で暮らそうと、妻のジュディと⼈⾥離れた場所への移住を考えてい ました。
ルアクラ農業リサーチセンター近くにブドウ栽培研究所があったこと から、ティムはブドウ栽培とワインへの興味を深め、1970年代末、 ワインにおいて未開の地であったネルソンにブドウを植える場所を探 し、ムーテリー・ヴァレーを⾒下ろす⾼台にその地を⾒つけまし た。
2⼈はそこに家を建て、ガスや電気などまだ生活環境設備が十分 に整っていないところから畑の開墾に取り掛りました。
ノイドルフと はドイツ語で「新しい村」を意味します。 ネルソン 南島北部に位置する⼈⼝4万5千⼈の⼩さな港湾都市。東⻄南の三⽅ を⼭脈に囲まれているため、⻄から吹き込む⾬と冷風は遮られ、夏は 海に⾯する北からの海風が急激な気温の上昇を抑え、年間を通じて気 候が穏やか。霜の被害は少なく、秋終盤に時折⾬が降る。
ブドウの生 育期間が⻑く、年間⽇照時間が平均2,405時間とニュージーランドで も極めて⻑い。 ニュージーランドの調査会社UMRによる「ニュージーランド幸せ度 調査」では「最も暮らしやすく幸せな地⽅」とされ、またビール用の ホップの名産地としても知られます。
ムーテリー・ヒルズとワイメア・プレインズ ネルソン⼀帯に広がるブドウ畑はムーテリー・ヒルズと呼ばれる丘陵 地とワイメア・プレインズと呼ばれる平地に大きく分けられます。前 氷河期に出来た堆石土壌で形成されたムーテリー・ヒルズは、古代に 河川流域にできた砂や⼩石が混じる排⽔性の⾼い粘土質土壌。
ワイメ ア・プレインズは、それより後に形成された砂利質の沖積土壌。 ノイドルフの畑 ⼩⾼い丘の連なるアッパー・ムーテリーに位置するノイドルフの⾃社 畑は、古代には河川であった流域が風化した砂利質土壌の深部を浅い 砂質ロームの表土と粘土質土壌が覆っています。土壌に⼀定の保⽔⼒ があることでブドウは夏の乾燥に耐えられ、ワインには複雑さとしっ かりした骨格が備わります。区画ごとに様々なクローン、台木を組み 合わせた密植が⾏われています。⼀⽅、沖積土壌のワイメア・プレイ ンズはより温暖で、ブドウは明るいフルーティーさが特徴です。
持続可能な環境保全型農法とオーガニック ノイドルフの⾃社畑では有機栽培を取り入れ、畝間にカバー・クロッ プを植えたり、畑に⽺を放牧して除草を⾏うなど、環境保全に適した ブドウ栽培を実践しています。
ノイドルフはニュージーランド・サス ティナブル・ヴィティカルチャー・グループの設⽴メンバーで、 2019 年、ムーテリー全区画はBioGroのオーガニック認証を受けました。 シャルドネが一躍世界に知れ渡る ノイドルフは1993年、英国「WINE」誌主催の「世界ベスト・ワイ ン・テイスティング」シャルドネ部門で優勝し、その名が⼀躍世界に 知れ渡りました。
近年ピノ・ノワールの評価も⾼まり、2009年の英国 トム・スティーヴンソン・レポートで「ニュージーランド・ベスト・プロ デューサー」に選出、またボブ・キャンベル MWは、2014ムーテ リー・シャルドネを「最⾼のブルゴーニュの白」とコメントして初め て最⾼点である100点を付け、賞賛しました。
現在 2012年、セントラル・オタゴのフェルトン・ロードとクォーツ・リーフ でアシスタント・ワインメーカーとして活躍していたトッド・スティー ヴンスが新たにワインメーカーに就任。
1980年にヤシの木で建てら れたワイナリーの壁は石に取って代わり、最新の低温管理システムを 備えた熟成倉庫が増設されましたが、設⽴当時と変わらない懐かしい 風景は今も残されています。
商品番号3876a
火打ち石のような香り、口に含むと豊かな果実味とバニラのフレーバー、後口に少し渋みを感じる。
ブドウ品種 シャトルドネ
栽培方法 サスティナブル
アルコール度数:13.5%
実質糖度:3.625・PH:3.34
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