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まさに日本酒の求道者

山名酒造株式会社

山名酒造


山名酒造は丹波の市島にある酒蔵です。
創業300年の老舗中の老舗で古い建物も残っていました。
2008年頃から名杜氏として知られる丹波杜氏の青木卓夫さんが杜氏に就任し、お米も契約栽培のお米を多数使い、野条穂や雄町などで素晴らしいお酒を作り出しています。
その酒質は基本的に透明感のあるきれいな辛口で、非常にクリアーな味わいです。

お米のスペックに対して少し価格が高いのではと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に作り方を見ると納得というよりも、安いと感じるのではないかと思います。

和釜

手作業で丁寧に洗米した米は昔ながらの和釜で蒸し上げられ、丁寧に冷却、勿論手作りで麹が作り上げられ、小仕込みで仕込まれたのちに、日吉式という珍しい搾り機でしぼりれます。
この日吉式はヤヱガキ式と同じ縦型の搾り機ですが、もう少し大型で機械で圧をかけています。
酒袋の上に鉄板を載せ、それを積み重ねて上から圧力をかける方式ですが、薮田式よりも取れるお酒は少なく、手間がかかる搾り方です。

日吉式搾り機

以下に手をかけているかは、蔵元のホームページの酒造り風景を見ていただけると納得できると思います。

http://www.okutamba.co.jp/making/index.cgi?y=2009&m=02&d=13


こうして作られた酒は、見事なほどに透明で深い味わい。

検品機
蛍光灯の取り付けられた検品機この装置の上に製品を載せて透過光で異物の混入や濁りが無いことを確認したのちにラベルが貼られます。
一つ一つが手作業です。